インバウンドの可能性

■年々存在感を増す外国人観光客の宿泊

2013年の国内宿泊施設への外国人述べ宿泊者数は3349万人泊で、宿泊者全体の7.2%でした。

2014年になりその割合は9.5%まで上がりました。

日本人の国内観光客を含めた全体の宿泊者数のうち外国人観光客が占める割合は増え続けており、存在感は増す一方です。

月別宿泊者数を見ても、前年同月比で下回る月は皆無。

それどころか50%増し(1.5倍)も珍しくないという状況が続いています。

それに対して、日本人の宿泊者数は減少している月もあります。

宿泊施設によっては、すでに外国人観光客が半数を超えているという所も少なくありません。

弊社がヒアリングしている施設の中には実に7割を超えている旅館すらあります。

特に地方の観光地では外国人観光客を救世主として捉えているところもあります。

前月比

■平日と休日の繁閑差を埋めてくれる訪日観光客

宿泊施設がもっとも外国人観光客のメリットを感じるのは、彼らが平日と休日の繁閑差を埋めてくれる時です。

外国人観光客は、短くても2~3泊、長い場合は数週間も滞在します。

日本人の宿泊は週末やGW、お盆などの連休に偏ってしまいますが、訪日外国人はそうではありません。

まとまった休みを取ってきている人が多いので、平日・休日関係なく宿泊しています。

宿泊施設の課題は平日の稼働率アップにある場合が多いため、外国人観光客はとてもありがたい存在と言えます。

日本人の旅行スタイル 外国人の旅行スタイル
週末・祝日・連休など
特定の曜日・時期に集中
旅行日数が長い
連泊の割合が高い
平日・休日を問わない
国によって休暇時期が異なる